おでこに深いシワがよるようになり、それが嫌で、前髪でいつもおでこを隠していました。
「おでこを出した方が、かわいかったよ」などと彼にも言われ、悩んでいましたが、雑誌広告でボトックス治療を発見。
広告では、「深いおでこのシワは、ボトックス1本であっという間に消える」と書いてあったので、すぐに治療をすることに決めました。
愛想のよい先生がテキパキと対応、即ボトックス治療となりました。
治療はあっという間に終わり、直後は全然変化がなくて心配しましたが、先生が「ボトックスは2~3日後に効果が発揮されるから大丈夫」とのことで、一安心して帰宅をしました。
ところが、2日後にとんでもないことが起こったのです。
朝、起きてみると顔の感じが変なので鏡をのぞくと、まるで能面のような顔が。
どうやらボトックスで顔面の神経が麻痺をしたようなのです。
治療を受けた美容クリニックに電話をしたところ、「それは、あなたの体質のせいだからしかたがないです」という返事だけ。
彼にだけは、このことは知られたくないと、いろいろな理由をつくっては会うのを避けていましたが、ある日、とうとう待ち伏せをされて仕方なく事情も説明しました。
彼は大笑いしていましたが、もう情けないやら悲しいやら。
ボトックスの効果は半年間くらいで消えるので、今はひたすら、それを待つしかありません。
石井和美(仮名) 30歳
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