他人の事だったら「笑ってしまっておしまい」のようなことなのですが、自分自身のこととなると、ちょっと恥ずかしいことです。
私はもともと一重まぶたなのですが、目つきも冷たい感じだし、パッチリとした二重まぶたにあこがれて、大学を卒業した春、就職するまえに埋没法で二重まぶたにしました。
仕上がりにも大満足。
左右の大きさが少々違うのですが、それがかえってとてもナチュラルで気にいっていました。
就職をして3年目に社内恋愛をして、その翌年には、めでたくゴールイン。
すぐに子宝にも恵まれ、待望の赤ちゃんが生まれました。
ところが、赤ちゃんが両方に似ていないんです。
特に、目が一重まぶたで、夫婦2人ともパッチリとした二重まぶたなのにおかしいと、主人は首をかしげていました。
このときだけは、まぶたを二重にしたことをとても後悔しました。
何度も本当のことを話そうとおもったのですが、いまさら言えません。
それでも私の態度が何だかおかしいことと、私の父が一重まぶたで、何となく子どもが私の父に似ていることから、主人は納得をしたというか、ピンときたようです。
今では思いついたように、私の目のあたりをジーッとのぞき込んで、「ニヤッ」と笑うことがあります。
絶対ばれていますね。
そんなときには、穴があったら入りたい心境になります。
鳥山千夏(仮名) 28歳
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